検索意図の考え方【自分が検索者の立場なら何を得たいか】

ブログやYouTubeなどのコンテンツは、ユーザーの検索意図に応える内容であることが重要であり、SEOとしても効果を発揮します。

SEO

Search Engine Optimizationのこと。検索結果のランキング向上を狙って最適化する手法、施策のこと。

検索意図とは、検索した目的や動機のことです。「何を得たいのか。何を知りたいのか。」ということです。

検索意図を的確に推察できれば、ブログ記事やYouTube動画を検索結果の上位に表示させることができ、収益化にもつながっていきます。

コンテンツの内容が検索意図に的確に応えているなら、検索者(ユーザー)の滞在時間はおのずと長くなるし、Googleのアルゴリズムはそれを高く評価するからです。

検索意図の考え方

  • もし自分が検索者だったら何を得たいだろうか。というスタンスで考える。
  • 実際に自分も検索したことがあるなら、そのときの思考経路から考える。

検索意図を考えることは、連想ゲームに近い感覚があります。

また、日ごろから他人の気持ちに配慮することが身に付いている人は、検索意図を的確に推察できるでしょう。

検索意図を考えるということは、検索者の頭の中を必死に想像することです。

そして、検索者の力になりたいと本気で思うことで、検索意図の核心に近づいていくことができます。

もし自分が検索者だったら…

検索意図の考え方として、もっとも基本となるのは「もし自分が検索者だったら…」というスタンスで考えることです。

検索者の立場になることが、検索者の意図を知る最良の方法と言えるでしょう。

  • 何を得たくて検索したのか。
  • 何を知りたくて検索したのか。

もし自分が検索する立場だったら、その検索ワードを打ち込んで何を得たいのか。何を知りたいのか。というところを考えるわけです。

「何に困っているんだろう。何に悩んでいるんだろう。」と、検索した人の気持ちになって検索意図を推察します。

自分も検索したことがあるなら…

取り組んでいるコンテンツが自分の好きなジャンルなら、自分もそれについて検索した経験があるはずです。

かつて検索者だった自分の気持ちを思い出すことができれば、検索者の意図を明確に理解できるでしょう。

  • 検索した目的は何だったか。
  • 検索した動機は何だったか。

あのときの自分は、どういう目的で検索したんだったかな?どんな経緯いきさつでググったっけ?というところが検索の目的と動機となり、それが検索意図となります。

コンテンツ(記事や動画)制作は、自分の得意な分野であることが望ましいです。検索意図を明確に推し量ることができるし、それゆえに的確な答えを提供することができるからです。

ブログの検索意図の考え方

  1. Googleが公開している検索キーワードから、記事にしたいワードを選ぶ。
  2. その検索キーワードのサジェストも見てみる。
  3. どんな答えを提供すれば満足してもらえるかを考える。

ブログやウェブサイトなど文字のコンテンツでは、「検索者が知りたいこと」を提供するのが主な役割になります。調べものに対する答えを提供する必要があるわけです。

コンテンツ(記事)を作成する前に、検索キーワードとそのサジェストを見てみることで、検索者が何を知りたいのかを推察しやすくなります。

検索者がわざわざスマホに手を伸ばしてググるときは、何かを知りたいときです。その知りたいことに対する答えを的確に提供するために、検索意図を考える必要があります。

ブログの検索意図の考え方は、検索キーワードから検索者の「知りたいこと」を推察するということになります。

YouTubeの検索意図の考え方

YouTubeの検索意図の考え方は、ブログの場合とはあきらかに異なります。

YouTubeを見る目的・動機は、「何かを知りたい」ということにとどまらず、「笑いたい」とか「癒されたい」とか「音楽を聞きたい」とか、さまざまだからです。

そのため、YouTubeに動画をアップするときは、その動画にはいったいどんな需要があるのか。を考えて、タイトルやタグを付けなければなりません。

検索キーワードありきのブログの場合とは逆の考え方になると言えます。

しかし、YouTubeだからといって検索意図を無視してよいということではなく、やはり意識しておくべきです。

YouTubeのチャンネルに専門性を持たせることは、SEOとして効果があるからです。

E-E-A-T

Experience(経験)、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)のこと。Googleは、これらの観点でコンテンツの評価をおこなっている。

チャンネルにどんな専門性を持たせるかというのは、Googleが公開している検索キーワードを見て判断することになります。

検索ボリュームが大きいキーワードなら、多くのユーザーを取り込めるでしょう。キーワードのサジェストも見てみると、ユーザーが何に期待して動画を探しているのかが分かります。

まとめ

  • 検索意図を考えるということは、検索者の頭の中を必死に想像すること。
  • 検索者の力になりたいと本気で思うことで、検索意図の核心に近づいていくことができる。
  • 検索意図の考え方として、もっとも基本となるのは「もし自分が検索者だったら…」というスタンスで考えること。検索者の立場になることが、検索者の意図を知る最良の方法。
  • かつて検索者だった自分の気持ちを思い出すことができれば、検索者の意図を明確に理解できる。
  • ブログの検索意図の考え方は、検索キーワードから検索者の「知りたいこと」を推察するということ。
  • YouTubeに動画をアップするときは、その動画にはいったいどんな需要があるのか。を考えて、タイトルやタグを付けなければない。